【防災絵本】2人の天使にあったボク ー発売中ー
¥1,980 税込
なら 手数料無料で 月々¥660から
2人の天使にあったボク
作|仙台白百合女子大学石巻絵本制作プロジェクトチーム
絵|佐藤美宇・青山朱璃
企画・監修|日和幼稚園遺族有志の会
発行|一般社団法人日本保育防災協会
2024年3月11日 初版第1刷発行
2025年2月10日 第2版第1刷発行
※初版は「3.11メモリアルネットワーク基金」、第2版は「株式会社ニシハタシステム」の助成で制作しました。
この絵本は、東日本大震災の経験から「命を守るための選択」を、子どもたちにもわかる形で伝えるために、震災当時6歳の長女を亡くされた石巻市の佐藤美香さんと、仙台白百合女子大学石巻絵本制作プロジェクトチームの手によって、心を込めて制作されたものです。
本書は、震災の記憶を風化させないための重要な一歩であり、子どもたちが防災に対する意識を育むための絵本です。物語では、災害時に命を守るためにどのように行動すべきか、そして「命の大切さ」を深く考えさせられます。
この絵本は、子どもたちだけでなく、子どもたちを守る立場にある「保育者」の方々にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。ご自身やご家族、そして園・地域での防災教育に、ぜひお役立てください。
日和幼稚園遺族有志の会HP:https://www.311hiyori.com/
(あとがきより)
私たち日和幼稚園遺族有志の会は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で娘を亡くした母親2人で、二度と娘たちのようなことが起こらないように無我夢中で伝え続け、気がついたら震災から13年の歳月が過ぎていました。あの時に心をえぐられた心の傷は、今も癒えることはありません。その間も毎日のように天国にいる娘たちから残された親へのメッセージは何だろう……と考えてきました。今思うそのメッセージは、「自分たち(亡くなった娘)のような犠牲となる子どもがいなくなるように親として『伝え続けて』」ということでした。
小さな子どもたちに、その小さな心に自然災害の恐しさを伝えるのは、あまりにもむごすぎると思われる方もいると思いますが、東日本大震災を経験した私たちにとって災害は子どもだから、お年寄りだからと避けて通りすぎてくれません。容赦なく襲ってきます。
この絵本は、お父さんお母さん、そして大人の言葉を添えていただいて子どもたちに伝わるものと思います。
私たち日和幼稚園遺族有志の会だけでなく、仙台白百合女子大学の学生有志の思いが詰まったこの絵本に、皆さんの思いを重ねていただき伝わり・伝え続けていっていただければうれしく思います。
すべての「命」のために
佐藤美香
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